ワタシの読書記録 ~エピソード4~ 戦国時代×ミステリー=新歴史推理小説
2022年5月29日(日)。
朝から夏の盛りを思わせる日差しが降り注ぐ。
「今日は30度を超える夏日となるでしょう。」と話すお天気キャスター。
太陽の絶大なパワーをいやおうなしに感じられる1日になりそう。
昨日より今日。
今日より明日。
朝日が美しい時間が早くなり、
夕日を楽しむ時間も長くなる。
太陽の季節はすぐそこまできている。
さて、今日の1冊。
■米澤穂信著 【黒牢城】
第166回直木賞受賞作。
毎年1月中旬に発表される直木賞。
ワタシの誕生日は2月。
誕生日のプレゼントに候補作や受賞作をいただくことが多い。
正直、毎年楽しみにしている。
時代を彩る人気の戦国武将。
ストーリーは、村重により官兵衛が地下牢へ幽閉される有名なシーンから始まる。
戦国時代のど真ん中を舞台に展開される密室、事件、そして謎解き。
本にかけられた帯には「直木賞受賞」の他に
「史上初4大ミステリランキング完全制覇!」の文字が躍る。
いい意味で見事にやられた。
最後までとても楽しかった。
歴史小説であり、ミステリ小説でもある。
この本はワタシのお好みドストライクな1冊となった。